前回は筆記試験や口述試験の対策について書いてきました。今回は筆記試験当日の様子について書いてみたいと思います。実際の試験日の雰囲気や試験に対して参考になることがあればいいなと思いながら書きます。何しろとても長い時間の試験です。当日の時間のやりくりをうまく活用できれば十分マニュアルを復習できる時間が取れます。以下、当日の様子を書いていきます。

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筆記試験前日の様子

 筆者の場合は関東地区ということで馬車道にある関東運輸局で筆記試験を受けてきました。朝の9:00から夕方の17:40までの長い試験になります。ちょっと考えただけでも「長いなぁ、気力が保てるかなぁ」と思うことでしょう。でも皆さんが通ってきた道ですからとかなんとか自分に言い聞かせながら行ってきました。

 朝の開始が9:00ですので、筆者の場合はゆとりを持って到着したいタイプですから前泊しました。朝から電車が遅延したらどうしようとかいろいろ不安になるよりも前泊したほうが安心ですから。馬車道にオープンしたばかりのホテルにオープン記念価格で宿泊できました。大浴場付きでゆっくりとできました。前日はホテルにチェックイン後に風呂に入ってから部屋にこもってマニュアルを最初から一冊通しで復習しました。この日に持参した試験グッズはマニュアルのみです。試験前日なのでもうマニュアルを信じて繰り返すのみです。

持参したのはマニュアルのみ

 マニュアルを一冊復習できるころには夜も九時をまわったころだったでしょうか。宿舎近所のコンビニで夕飯と翌日の朝飯用のおにぎりを購入して酒は買わずに翌日に備えました。さすがに飲酒は控えました。前日にマニュアルを一冊通しで解いておくと少し落ち着きました。ここまでやったんだからあとは何とかなるだろうと。

筆記試験当日の雰囲気

 前日購入しておいたおにぎりを食べてから試験開始30分から60分前には会場入りしたいですね。早めに会場につくと時間と心にゆとりが持てます。

さあがんばりましょう!

 ここ関東運輸局では受験生に控室と昼食を食べる部屋の二種類が用意されています。至れり尽くせりな感じですね。

 1時間目は9:00~10:30まで90分間のテストです。マニュアルをみっちりやってきたからか、40分程度で出来てしまいます。さっさと退出して控室に行き、次の2時間目の勉強をしましょう。解答用紙を提出したら問題用紙を裏返して机に置いて退出できます。問題用紙はその時限が終了したら回収できますので安心してください。それがないと自己採点できませんからね。問題用紙には自己採点するためにきちんと自分の答えを書いておくことをおすすめします。

 2時間目は10:50~11:50まで60分間のテストです。これも30分程度でできてしまうのでさっさと退出して次の3時間目の勉強をしましょう。3時間目は13:00からなので控室で勉強できる時間はたっぷりとあります。なお、控室と食事ができる部屋は別の階になっています。

 3時間目は13:00~15:10まで130分間のテストです。この間に7科目の試験があります。これも時間に十分ゆとりがありますので、できあがったらさっさと退出して4時間目の勉強をやりましょう。さあ、あとは4時間目のみです。

 4時間目は15:30~17:40まで130分間のテストです。ここは6科目の実施ですが船舶法と安全法が含まれています。じっくりと見直しも含めて取り組みたい時間です。なお、これで最後です。この後にテストはありません。筆者の場合はここは退出しないで最後まで細かい部分を見直す時間としました。退出してももう勉強の必要もありませんから。

筆記試験当日にやるべき勉強について

 筆記試験日に持参するものは問題集一冊でいいと思います。筆者の場合はマニュアルを信じて取り組んできたのでそれ以外の六法やテキストの類は置いてきました。テストの合間に取り組む勉強もマニュアル一本に絞りました。なぜこんなことを書いているかというと、テストの合間に勉強をする時間がいっぱいあると上記にも記しました。そこでどんな勉強、復習をするかは各自の事由だと思います。やり方は人それぞれ、考え方もそれぞれで、人様のやり方を批判するつもりはありません。それを踏まえつつ、このテストの行間の隙間時間に熱心に六法を調べている受験生がおられました。やり方は人それぞれですが、当日に六法を調べるくらいならマニュアルを信じたほうがいいのではというのが筆者のやり方です。とにかく自分にとって最適な方法で取り組みましょう。

まとめ

 四時間目終了後に模範解答冊子が配布されます。当日にすぐ自己採点できるようなシステムです。親切ですね。帰宅してさっさと自己採点しましょう。6割以上かつ平均点以上で合格ラインです。筆者は帰りの新幹線で自己採点をしました。

自己採点しましょう!

 車両はE4系MAXです。この車両もそろそろ引退ですね。乗るなら今のうちかもしれません。次回は口述試験会場の様子を書いてみたいと思います。