産業廃棄物収集運搬の許可を取得するときに、その前提として講習会に参加して修了証をもらう必要があります。

「講習会って何?」

「どうやって参加するの?」

「いつあるの?」

素朴な疑問が多く寄せられます。今回は収集運搬の新規の講習会について触れてみたいと思います。

Contents

産業廃棄物処理業の許可申請に関する講習会

 各都道府県に収集運搬の許可を申請する前提として講習会を受講し、講習会修了試験に合格をし、修了証を受領する必要があります。とにかく講習会を受講しなければなりません。受講するには申し込みが必要になります。申し込みの方法を見ていきましょう。

最寄りの市町村役場や環境資源協会、産業資源協会で上記の手引書を入手しましょう。

受講日と会場を選択

 参加を希望する日程と場所を確認しましょう。各月ごとに全国で5~10か所で開催されます。ご自身の居住地で毎月開催されるわけではありません。群馬県に限ると年間2回しか開催されません。埼玉県では4回開催予定です。開催日の1箇月前に定員が埋まってしまう開催地もあるようです。申し込みは早めにしたほうがよさそうです。当事務所で、8月群馬での講習会申し込み代行しましたが、7月末に申し込んだ際に既に定員の70%が埋まった状態でした。

 群馬だから群馬に、栃木だから栃木へ行かなければいけないということはありません。任意の場所で講習会に参加しても大丈夫です。遠方の場所に仲間内で申し合わせて一緒に行ってくるのもいいかもしれませんね。

 受講したい講習会の日程を決めたら、開催地の受付機関に電話で空席状況をご確認ください。収集運搬の許可取得の需要が多く、どこの開催地も込み合っています。空席状況が確認出来たら申し込みの手続きになります。

受講料の振込

 手引書の中に振込用紙があります。必要事項を記入し、所定の料金を振込します。収集運搬過程については2日間の講習会で30,400円です。この振込用紙に付属の振替払込受付証明書はのちに作成する受講申込書に貼り付けしますので紛失には注意してください。

受講申込書の作成

 収集運搬(新規)申込書が手引書の内部にあります。必要事項を記入していきましょう。こちらの手引書が大変親切にできています。記入例もわかりやすく掲載されています。

 この記入例に従って申込書をつくることができます。

 申込書が書けましたら申込書に振替払込受付証明書を張り付けて開催地の受講機関に郵送します。受講機関で申し込みが受理されますとすぐに受講決定通知兼受講票が届きます。

まとめ

 

 講習会は2日に渡って開催されます。最終日には試験が実施されます。

「どんな試験なの?」
「難しいの?」
「落ちる人いるの?」

と、試験だけに不安ですよね。実際に講習会を受講された方によると

「寝ないで起きていれば大丈夫だ」

とおっしゃっていました。当方の先輩行政書士の方で実際にこの講習会に参加された方がおられます。その方も

「寝ないで起きていれば大丈夫だ」

と申されていました。この講習会は実際の業務に結び付く大切な内容が含まれています。修了証を確実に受領できるように頑張りましょう。

 なお、当事務所では上記の受講申込書の代書をいたします。お気軽にお問い合わせください。