令和2年1月25日土曜日、一般社団法人日本海事代理士会主催の講習会が開催されました。海事代理士の業務を開始するにあたり身につけなければならないこと、勉強しなければならないことがたくさんあります。なので、このような研修会があるとなれば参加しないわけにはいきません。今回は東京港区で実施ということなので早速行ってきました。
新橋に到着してからゆりかもめという乗り物に乗ります。初めて乗ります。乗った事が無いんです。
ゆりかもめは自動運転で走行するシステムなんですね。すごいですね、東京ってとこは。
研修の内容
研修は午前から夕方まで続きます。海事代理士法から業務の概要、パネルディスカッション形式の業務の実際についてという中身で実のある講習会が続きます。
先ずは海事代理士法についてという講習。主に法令順守と不法行為の排除という内容で研修が進みます。請求書や領収書の形式等の話もあります。源泉所得税の計算の方法って今度から領収書の項目に足さなければいけませんね。(素敵なネクタイピンをされていた)講師の先生もおっしゃっていましたが、このような研修会を通して人的ネットワークつくりって大切なんですよね。
午後は実際の業務の内容についての講習。実際に内航貨物船の売買を通して発生する様々な手続きについての方法に関する内容でした。船舶の売買が発生してから所有権移転登記を経て実際に譲受人の元で運航を開始するまでには多くの手続きがあります。中でも所有権移転登記に関する申請についてウエイトが占められていました。不動産もそうですけど船舶はそれ以上に取引の価格が高額なことが多いのです。それをもとに登録免許税を算出していくとものすごい桁の金額になることもあります。間違えられないんです。大変なことになります。ここは今後重点的に学習していこうと思いました。ご依頼者様の利益のために!
研修会終了後に懇親会が実施されます。ほんの90分程度の会ですが、様々な方面の方々と知り合えるとても良い機会だと思っています。実際にバリバリと業務をされている方々と少しですがお話が伺えるのですから少しでも身になることがあるのなら吸収するべきです。また、新規加入した者どおしでネットワークをつくることも大切だと思います。
海事に関する業務の実際を学ぶことができるこのような研修会には今後も参加させていただきたいと思っています。みなさま講習会では大変お世話になりました。
帰りの新幹線はE7系でした。さきの台風で大変なことになっていましたが、徐々に上越新幹線の運用にも復帰してきているようですね。このE7系のシートピッチは1,040mmなんです。東海道山陽新幹線の標準シートピッチに合わせてつくられたんでしょうか。従来の東日本新幹線の標準サイズが980mmでしたのでそれと比較すると随分と足元にゆとりが出ましたね。