世の中には資格といっても様々なものがあります。今回は海事代理士について取り上げてみたいと思います。取り上げる内容は試験勉強の方法論を中心にしたいと思います。どうやって勉強するのか?どんな教材を使うのか?その教材をどう使うのか?私が実践したことを紹介したいと思います。それを基にして自分なりのやり方を模索していただければいいなと思います。参考にしてみてください。

使用した教材について

準備した教材は「海事代理士合格マニュアル」です。筆記試験対策に使用しました。主だったものはこれくらいしか出版されていません。海事代理士試験研究センターというところからも問題集が発行されているようですが私がそれに気づいたときはすでに売り切れになっていて購入できなかったので、今回はこのマニュアルを使用しました。


他に準備したほうが良いものとして六法があげられます。問題を解いてその根拠となる条文を確認して目にすることはとても重要なことだと思います。問題を解いて解答を見ても論点がわからないときに六法を調べると「なるほど」と思えることが多いです。辞書代わりに準備することをおすすめします。


六法で調べることは大切だと書きました。条文の読み込みもとても大切です。しかし分厚い六法を読み込むのは大変です。そこで、六法の重要条文のみをまとめたテキストがあることがわかりすぐに準備したものがあります。

こちらのテキストは必修テキストとなっていますが、言い換えれば重要条文を抜粋したものとなっています。試験を受けるにあたって大切だという条文のみをまとめてあります。こちらもぜひ準備できれば揃えたいおすすめ本です。私は出版元の海事代理士試験研究センターというところのサイトから直接購入しました。

なお、テキストや六法、問題集は最新版を用意してください。私は最新版を使いましたが、最新版でさえ「海商法」と「国土交通省設置法」については法改正に対応していませんでした。今年度から試験科目に追加された「領海等における外国船舶の航行に関する法律」と「船舶の再資源化解体の適正な実施に関する法律」については言うまでもありません。

今回は独学にあたって準備する教材について書いてみました。次回以降はマニュアルの使い方やテキストの使用法について触れたいと思います。